外壁のひび割れが発生する原因とは

外壁は建物の外側にあるため、多くの外的要因にさらされ続けています。
特にひび割れは、外的要因による影響を長年受けたことによる外壁材や塗装の劣化で起こるトラブルの一つです。
本記事では、外壁のひび割れが発生する原因について解説します。
▼外壁のひび割れが発生する原因
■経年劣化
外壁材や塗装は時間の経過とともに劣化していくため、温度変化や乾燥収縮によってひび割れが生じやすくなります。
モルタルやコンクリートは、乾燥することで体積が収縮し、ひび割れが発生します。
特に築10年以上経過した建物では、経年劣化によって素材の強度が低下し、外部からの衝撃や気候の影響を受けやすくなるため注意が必要です。
■気温や湿度の影響
外壁は気温が高いと膨張し、寒くなると収縮を繰り返します。
収縮が繰り返されることで負担が蓄積し、ひび割れが発生しやすいです。
こうした影響は、特にモルタルやコンクリートの外壁で多く見られます。
■地盤沈下や建物の揺れ
地震・車両の振動・地盤沈下などによって建物に負荷がかかると、外壁に力が集中してひび割れが発生します。
特に基礎コンクリート付近の外壁は、振動や沈下の影響を受けやすく、ひび割れが起こりやすい箇所です。
■内部鉄筋の爆裂
コンクリートの外壁に雨水が浸入して内部の鉄筋が錆びると、体積が膨張して爆裂という規模の大きなひび割れが発生します。
鉄筋だけでなく、周囲のコンクリートの強度にも影響が及ぶため、発見したら早急な対処が必要です。
▼まとめ
外壁のひび割れは、経年劣化・気温や湿度の変化・地盤や建物の揺れなど、さまざまな要因によって発生する現象です。
放置すると、雨漏りや構造部分の劣化を招く可能性があるため、早めの点検と補修が大切です。
『株式会社祥建工業』は、埼玉県内で屋根工事・外壁塗装などを手がけています。
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